第4回 国際コミュニケーション基金優秀研究賞

財団法人国際コミュニケーション基金(ICF)の「調査研究助成」または 「国際コミュニケーション研究奨励金」を受けて調査研究を実施し、 所定の報告書を提出された方の中から、優秀な成果を挙げた研究者を表彰する制度です。
調査研究の充実と向上を期し優秀な研究者の社会顕彰を目的として創設され、 平成14年度から事業を開始しました。
助成/奨励金による研究期間終了後3年以内に優れた成果が発表された研究を対象としています。

平成17年度は、38件の研究成果のうち資格要件を満たす25件の研究成果 (審査への応募は16件)の中から2件が選ばれました。



受賞者 唐沢 好男

研究タイトル 次世代の陸上移動通信システム用電波伝搬モデルに関する研究

研究概要
移動通信における信号遅延の広がりが一定期間(ガードインターバル)を超えるような 厳しいマルチパス環境での、OFDM伝送特性劣化の定量的評価を可能とする電波伝搬モデル を世界に先駆け構築した。「電波伝搬」と「通信方式」をキーパラメータを介して汎用的に 結びつけるこのモデルの完成により、広帯域移動通信伝送特性評価の基礎技術を確立した。

研究紹介

表彰状


r>